matsumura&yamazaki
山崎樹範 松村武
【あなたの活力源は?】

松村 作品を書くために色々な場所に行きますが、とくに神社はよく行きます。今はこの作品のためということで稲荷神社によく行ってますが、小さいのも大きなのもあるし全部行くことは無理なので、偶然出会ったところだけ行くようにしています。『スワン・ダイブ』では諏訪神社に、『G(ギガ)海峡』は青森に、ほかにも熊野とか、神社だけでなくいわゆる聖地と言われているところへはよく足を運びます。なるべく自分の足を使って、簡単ではない行き方で行って、そこで何かをもらってくるというのを頻繁にやってます。実家が奈良の古い神社の傍というのもあって、そういうことに引かれるんですよね。聖地には、そうなった理由があり、そこが誰にとっても聖地であるそれなりの意味がきっとあるんです。ですからそこに行くことで力をもらうし活性化するんです。
山崎 活力をもらうというよりがんばらなきゃと駆り立てられるのが、実家の立て替えで(笑)。実家は東京の下町なんですけど、30年以上経った家で、今は両親と姉と子どもたちが住んでいるんですが、そこを建て替えることになって。僕は長男ですから少しは役に立たないといけないので、そのためにも仕事しないといけないというのが活力になっています。


【プロフィール】
松村武(右)

まつむらたけし○奈良県出身。90年、八嶋智人とともにカムカムミニキーナを旗揚げ。以降、劇団主宰として全作品の作・演出を担当。自らも俳優として出演。最近の主な外部作品は、KAKUTA『痕跡』(出演)、ラッパ屋『ポンコツ大学探検部』(出演)、『叔母との旅』(演出)、『有頂天家族』(脚本・演出)、『グレート・ネイチャー』(脚本・演出)など。


山崎樹範(左)
やまざきしげのり○東京都出身。95年より劇団に参加。ドラマ、バラエティー、映画などで活躍中。最近の主な出演作品は、映画『龍三と七人の子分たち』、ドラマ『神谷玄治郎捕物控』『デザイナーベイビー-速水刑事、産休前の難事件-』、劇団以外の最近の舞台は『テレビのなみだ』『幻の城~戦国の美しき狂気~』など。


【公演情報】

Dainari

カムカムミニキーナ
劇団旗揚げ25周年記念公演第二弾
『ダイナリィ>』〜大稲荷・きつね色になるまで入魂〜
作・演出◇松村武
出演◇山崎樹範 藤田記子 吉田晋一 松村武/清水宏/夕輝寿太 莉奈 ほか
11/12~22◎座・高円寺1
〈お問い合わせ〉 カムカムミニキーナ 090-6328-1076(平日12時~18時)
http://www.3297.jp/dainary/



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粟根まこと、松永玲子ほか、【ほのぼろ稽古場通信】など連載中!
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