sansan
てがみ座『燦々』
11/3〜13◎座・高円寺1
http://tegamiza.net/

長田育恵(主宰・劇作家)からのメッセージ
Osada
レンブラントのように光と闇を描き出した浮世絵師、北斎の娘、応為(お栄)。そして劇作家としていつか「女であること」に根底から向き合う作品を作りたいと思ってきたこと。この二つの熱が結び付き、今回の新作が生まれました。時は黒船がやってくる少し前、江戸文化の最後の花が薫る頃。お栄は果たして何を選び、どう生きるのか。この題材だからこそ見えてくる世界を貪欲に探していきたいと思います。どうぞお楽しみに。

てがみ座『燦々』に出演する6名に聞きました!
(1)【自己紹介】を兼ねた自己PR
(2)【あなたの活力源】を教えてください。 

3_ishimura
石村みか
(1)1995年に演劇活動を開始。以降様々なプロデュース公演に出演。現在育児をしながら、てがみ座劇団員として活動を完全復帰。

(2)今、いかに生活を大切にするか。を考えています。つい、演劇で忙しいと日々の基本となる生活がおろそかになってしまう。そうすると、自分の基礎がスカスカになっていく感じがするんですね。カラカラに干からびていくとでも言いますか。そういった意味で、活力源は、掃除をしたり、料理をしたり(得意ではないです)自然に身を置いたり、ほんの少し遠出をしてみたり、子供とより触れ合う時間を作ったり、基本に帰ることでしょうか。ほんの少しでも、日常を丁寧に過ごすことで、潤いを得ています。
 
4_fukuda
福田温子
(1)てがみ座所属。第3回公演以降、全ての上演作に出演。現在は映画、ドラマへも活動の場を広げている。
(2)部屋のそうじ
「断捨離」という言葉が流行る前から、割と物をドサッと捨てる方でして。着なくなった洋服とか、読み終わった雑誌、使わなくなった小物などなど、多い時だと大きなゴミ袋に4袋分くらい捨てます。「捨てる」という行為は単純にスッキリしますね。心にも余裕ができ、頭もクリアになって、どんどん新しいことを吸収できるような気がします。部屋と自分の心ってリンクしているんじゃないかと思うのですが、稽古中に煮詰まってくると段々部屋が散らかってきます(笑)今度から稽古が始まる前に大掃除をして、散らかりそうになったらすぐ片付けて、常にクリアな状態で稽古に臨みたいと思います。

5_hakota
箱田暁史
(1)土臭い雰囲気を買われて、てがみ座に所属するようになったと記憶しておりますが、爽やかなところもあると思いますよ。自転車が好きです。
(2)人と会うことですね。ぼくは若いとき普通に明るい青年でしたが、同時に独りでいる方が気が楽だし自分のためにも良いと思っているような節がありましたが気のせいでした。
30半ばを過ぎたいま、コミュニケーションこそが人をっていうか僕を救う、と思っています(笑)。
そのためには、あらゆることをなるべくジャッジしないオープンさが必要だと思うし、そのためにも心身共に健康でいなければな、と思いますよ。

6_kishino
岸野健太
(1)東京都江戸川区出身。26歳。まだまだ大味の自称劇団期待の若手です。
(2)筋トレです。世界一健康的な自傷行為だと思っています。むしゃくしゃした時や頭を使い過ぎた時はガツガツ鍛えると元気になる気がします。

7_yokoyama

横山莉枝子
(1)早稲田大学在学中より映像・舞台の活動を開始。その後、文学座附属演劇研究所を経て、てがみ座に入団。
(2)私の活力源はメイクです。朝起きてメイクをきちんとして、気合いを入れます。今日1日がどんな日になるのか想像しながら何色のチークやアイシャドウを入れるのか考えるのが楽しいです。それから舞台のメイクって、その時の役柄によって違ってきますよね?そんなときに私は、いつもデパートのメイク売場をうろついてます。頼りにしているメイクさんがいるのですが、毎回相談するんです。今回はこんな役です、私はこうしたいのですが、どうしたらよいでしょうか?と話すと、真剣にアドバイスをいただけるんです。つい、長居をしてしまい2時間とか経ってしまい、デパート閉店の音楽が聞こえてきたこともあります(笑)。いつもお世話になっています。

8_sanechika
実近順次
(1)香川県出身。日本大学芸術学部卒業後、舞台を中心に映像、声優等活動の場を広げる。letre所属。

(2)知りたいという欲求ですかね。単に好奇心、とも言えますが。
例えば数年程前、ふと御巣鷹山に行ってみようと思い立ちまして。未曾有の航空機事故で一躍注目されたその山に、それこそ好奇心で行く事に後ろめたさも感じましたが、折しもその年はがけ崩れで、5、6キロ先の登山道まで歩いて行かねばならないといった状況下、爪先に鉄の入ったワーキングブーツで、えっちらおっちら歩いて2時間半、ようやく登山口に辿り着いた時には、日が暮れ始めておりました。そこから更に30分程で「昇魂之碑」へと辿り着くのですが、人っ子一人いない山の中、しかも辺りには当時を彷彿とさせる墓標の数々に囲まれながら、何故か怖さなど微塵も感じず、好奇心を恥じた自分も何処へやら、とても穏やかな気持ちに包まれておりました。まるで、呼ばれて来た、みたいな。この場所がただ、悲劇の現場であった、というだけでなく、多くの人々の思いを包み込み、眠らせるかのように山深い、森の静けさ、空気の澄み具合、ひぐらしの鳴く音などなど。その場に漂う高尚な雰囲気に、語弊を恐れず言えば、エネルギーをもらいました。やはり、場の持つエネルギーというモノは、想像するよりも遥かに多くの情報を与えてくれるものでして。それらは、きっと些細な好奇心から始まり、幾通りもの枝葉に分かれて、先の結末無いし続きを、「選択肢」として与えてくれるモノでもあります。
芝居に於いても、出来事一つ、やり取り一つ、如何に疑問を持って腑に落としていけるかの試行錯誤が面白いワケでありまして。これからも色々な事に気の赴くままに、自分の目で、肌で感じ、考え続けていきたいと思ってます。
 
sansan_ura
てがみ座『燦々』
11/3〜13◎座・高円寺1



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