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10月の「演劇人の活力源」は【Special Edition】俳優編!
(1)より良い俳優になるために「鍛えていること、心がけていること」は?
(2)あなたにとっての「俳優の活力源」を教えてください。

柳下大
(1)ウェイトトレーニングなどで定期的に身体を鍛えています。身体が使える年齢というのは限られると思うので、どんな動ける役が来ても対応できるように準備はしています。
(2)芝居を観に行くことです。稽古がオフになった時などに全く別の世界を観に行くことが、刺激にもなり活力にもなっています。
Yanagishita
やなぎしたとも○88年生まれ。神奈川県出身。06年俳優デビュー。主な出演作品として、TVドラマ『軍士管兵衛』『果たし合い』、舞台『真田十勇士』『熱海殺人事件』『ブロードウェイミュージカル『アダムスファミリー』『いつも心に太陽を』(主演)『オーファンズ』(主演)『浮標(ぶい)』などがあり、17年1月ミュージカル『手紙』への出演が控えている。 

遠藤雄弥
(1)芝居との良い距離感を保つことですね。普段の生活の中で考え過ぎてもいけないし、と言って離れすぎてもモチベーションがあがらないので、距離感を探りながら自分のペースを保つようにしています。
(2)芝居を観ることはもちろん活力源になりますが、一方で芝居を終えて、また稽古を終えて、家に帰って家族の顔を見る時間も活力になっています。そこからまた明日も頑張ろうと思えます。
Endou
えんどうゆうや○87年生まれ。神奈川県出身。映画「ジュブナイル」で俳優デビュー。映像、舞台などで多彩な活躍を続けている。近年の出演作品として、ドラマ「ドクターカー」「おわこんTV」「パーフェクトリポート」映画「ボクは坊さん」「龍三と七人の子分たち」「ホットローズ」舞台城山羊の会『仲直りするために果物を』『宮本武蔵(完全版)』などがある。

鈴木壮麻
(1)自分を疑い続けるということです。人間は1つの色でずっと続けていくことはなくて、劇的な変化ではないけれどもどんどん変わっていく。できていると思っていることでも、できなくなっていることがある。それをきちんと感じていたいと思っています。それから若者から吸収できること、得るものを大切にしたいです。
(2)良い脚本とコミュニケーションの取れる現場ですね。例えば一言の台詞の解釈の為に、全員で何時間も話し合うことができる現場、もちろんそれだけが正解ではなくて、そこはプロとして自分で埋めてこいよ、という形も当然あるのですが、でも、そういうコミュニケーションが取れる現場が、僕にとっては活力になっています。
Suzuki
すずきそうま○60年生まれ。東京都出身。82年劇団四季に入団。抜群の歌唱力で中心俳優として活躍。98年退団後も舞台を中心に活躍中。作詞・作曲をしたアルバム「宝もの」を始め「クッキー」等のCDを出している。第23回読売演劇大賞優秀男優賞受賞。近年の主な出演作品に『サンセット大通り』『タイタニック』『フロッグとトート』『Forever Plaid2016』『End of the RAINBOW』などがあり、17年1月『フランケンシュタイン』への出演が控えている。

【公演情報】
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Dステ 19th『お気に召すまま』
作◇ウィリアム・シェイクスピア
翻訳◇松岡和子
演出・上演台本◇青木豪
音楽◇笠松泰洋
出演◇柳下大 石田圭祐 三上真史 加治将樹 西井幸人 前山剛久 牧田哲也 遠藤雄弥 松尾貴史 鈴木壮麻 大久保祥太郎 山田悠介(台本の登場順)
10/14~30◎東京・本多劇場、11/12・13◎山形シベールアリーナ、11/19・20◎兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
〈お問い合わせ〉
ワタナベエンターテインメント 03-5410-1885(全日11:00~18:00)
〈公式サイト〉http://okinimesumama.dstage.jp/


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