Ikegame-Kitagawa
池亀三太   北川大輔
【あなたの活力源は?】

北川 最近はもう、海外旅行のパンフレットですね。時間があれば常に見ています。で、やっぱ食べ物ですね。食べ物。海外の食べ物の写真を見てます。それが活力源です。オランダに行ったら、ベルギーが近くて、なんかフライドポテトをマヨネーズをつけて食べるらしいんですよ。それとかうめーだろうなぁとか(笑)。上手に揚げるらしいんですよ。だから、そこいいな~って思ったりしてます。

池亀 ぼく、幸せを突き詰めたことがあって。最後に残ったのが、ビールと猫と映画でした。ビール飲みながら、猫撫でながら、映画を観るだけでぼくの幸せは完結できるなーと思いました。

——ねこは飼ってるんですか?

池亀 いえ、今は野良猫を撫でてます。観察しに行ってます。夜な夜なビール片手に夜の町に行って、王子の町は猫がわりといるので、猫と一緒にお酒を飲むっていうのは、ものすごくいい気分転換になります。

——けっこう見ため怪しいですね。

北川 でもわりと、ビール片手に猫撫でてるおじさん、王子けっこういっぱいいます。

池亀 ぼく、たぶん、ああいうおじさんになる・・・、ゆくゆくは。

——いいですね、王子に馴染んで。ぜひ劇場の芸術監督として活躍して下さい。


【プロフィール】

北川大輔(右)

きたがわだいすけ◯85年生まれ、鹿児島県出身。脚本家、演出家。18年3月までの4年間、花まる学習会王子小劇場芸術監督として芸術環境の整備と地域に根ざした劇場を目指し活動。アーティストのほか、北区や地元の企業・商店主からも信頼を集め、「佐藤佐吉大演劇祭2018in北区」では実行委員長として演劇祭を成功に導いた。

池亀三太(左)

いけがめさんた○86年生まれ、佐賀県出身。脚本家、演出家、俳優。06年に劇団ぬいぐるみハンターを立ち上げ本格的に演劇活動を開始。近年は外部での演出、脚本提供なども積極的に行っている。「佐藤佐吉大演劇祭2018in北区」では飛鳥山にある能舞台で、初めて現代劇を上演。18年4月、花まる学習会王子小劇場芸術監督に就任。



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