katou_oyako


【あなたの活力源は?】

健一(右) 活力源ですか?活力源を得るためにありとあらゆる努力をしていますね。食べ物、スイミングなどの運動、すべてが舞台上で楽しく遊ぶために、いつも万全の身体を作るというのが私たちの仕事で、それが楽しみでもあるんですよね。すごく気をつけますよ。サプリメント一つにとっても「こういうのがいい」「ああいうのがいい」って役者はみんなそうですけどね。唯一、欠点は飲み過ぎることなんですけど(笑)、それはもう年が年なのでなくなってきて、ますます元気になっています。
(左) あははは(笑)。僕はお酒はあんまり飲まないので、元々飲み過ぎることはあり得ない。
健一 若い頃は飲み過ぎて元も子もなくなっていましたが(笑)、今は、そんなこともなく、本当に朝から寝るまで元気に過ごしています。食べ物に気をつけるのも、昔から野菜と魚が好きなので苦労はないですし、一番はこの仕事が僕の中で非常に遊びに近いということでしょうか。稽古場でも、本番でも体力的に疲れることはあっても、精神的なストレスはほとんどたまらない。バカみたいですけれども(笑)、遊んでいるうちに芝居ができてしまうみたいなところがあって、すごく合っている仕事だなって。だからそれが一番の活力源でもあるんじゃないですかね?
義宗 僕もやっぱり、楽しいことですかね。芝居が楽しいってことが一番なのと、あとは食べ物です。野菜もちゃんと取る。僕は肉ばっかり食べられないので…野菜を食べて、ちゃんと6時間以上寝ます。寝ないとダメなんですよ。食べて6時間以上寝る。それが活力源です。


【プロフィール】
加藤健一
かとうけんいち○49年生まれ、静岡県出身。劇団俳優小劇場の養成所を卒業した後、つかこうへい事務所の作品に多数客演。80年に一人芝居『審判』を上演するために加藤健一事務所を設立。以降役者として舞台に立つ以外にも、上演プログラムやキャスティング、演出なども自身でプロデュースしている。07年秋、紫綬褒章受章。13年には第38回菊田一夫演劇賞受賞。

加藤義宗
かとうよしむね○80年生まれ、東京都出身。96年に初舞台を踏み、05年から本格的に俳優活動をはじめる。父は加藤健一。『煙が目にしみる』(05年)、『コラボレーション』(10年)など加藤健一事務所公演に出演するほか、『ええから加減』(12年)などにも出演。ピアノ、ギターが得意で、今作の中でもピアノの生演奏を披露している。

【公演情報】
モリー先生

加藤健一事務所vol.86
『モリー先生との火曜日』
作◇ミッチ・アルボム
脚色◇ジェフリー・ハッチャー ミッチ・アルボム
訳◇吉原豊司
演出◇髙瀬久男
出演◇加藤健一 加藤義宗
8/13〜21◎下北沢・本多劇場、8/29◎兵庫県立芸術文化センター・阪急中ホール、8/31◎京都府立府民ホール アルティ他 全国各地で上演
<お問い合わせ>
加藤健一事務所 03-3557-0789 http://homepage2.nifty.com/katoken/


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