竹中直人（右）
僕の場合、欲望だと思います。「次はこういうモノをつくりたい」という気持ちがないと、前に進められませんから。誰に出会って何をやりたくなるか、そういう気持ちを持ち続けることですね、僕の活力源は。南海キャンディーズのしずちゃんに会って、「この人、声がいいな。映画を一緒にやれたら…」って思ったんです。自分が感じたことを実現するには欲望がないといけないんです。
生瀬勝久（左）
僕が思うのは、人は好きなものがどれだけあるかによって幸せが決まってくるということ。好きなものがはっきりしていれば、それをやることで、それを見ることで、それを食べることで幸せが感じられる。だから自分のなかに好きなものがどれだけあるかが大切。今、自分のなかにも確実に好きなものがあって、数えるとたくさんある。それがもし減ったら悲しいし。いつも自分の好きなものがまわりにあったら、それは活力源になると思います。
【プロフィール】
たけなかなおと○神奈川県出身。俳優、映画監督、バラエティー番組出演、音楽活動と多角的に活動するマルチプレイヤー。近年の主な出演作にドラマ『ようこそ、わが家へ』『エイジハラスメント』、大河ドラマ『軍師官兵衛』、映画『天心』『くちづけ』などがある。90年代より「竹中直人の会」で岩松了と定期的に舞台を手がけ、『月光のつヽしみ』『テレビ・デイズ』など名作を生み出す。映画監督としても活躍し『無能の人』では、91年ヴェネツィア国際映画祭にて「国際批評家連盟賞」を受賞した。
映画『天空の峰』が9/12に、『GONINサーガ』が9/26に公開される。
なませかつひさ○兵庫県出身。関西の人気劇団出身で、舞台・映像にて活躍中。近年の出演作は、映画『トリック劇場版 ラストステージ』『白ゆき姫殺人事件』、ドラマ『ごめんね青春！』『花咲舞が黙ってない』他。『七人ぐらいの兵士』『JOKER』などの舞台脚本、『橋を渡ったら泣け』『楽屋～流れ去るものはやがてなつかしき～』などの演出を手がける。池田成志、古田新太と「ねずみの三銃士」を結成、舞台作品を展開している。
【公演情報】
『ブロッケンの妖怪』
作・演出◇倉持裕
出演◇竹中直人 生瀬勝久 佐々木希 大貫勇輔 安藤聖 田口浩正 高橋惠子
10/30～11/1◎シアター1010
11/12～29◎シアタークリエ
※地方公演あり
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ 03-3201-7777（09:30〜17:30）
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