永野 奈良かなぁ。
吉川 奈良!?
—— 永野さんは奈良県出身でしたっけ?
吉川 私が奈良出身(笑)。奥様の出身地が奈良なんですよ。
永野 僕も学生時代に3年間ほど住んでいました。で、公演期間中は子どもを奈良に預けているんですけど、やっぱり京都の方が都会なんですよ。密集しているし、多少息苦しさを感じる。それは住んでいたら気付かない程度なんですが、奈良へ帰ると建物も少ないし、空がでっかくてねー。自然をよりダイレクトに感じるんです。
吉川 奈良は土地のパワーがめちゃくちゃあるらしいですよ。
永野 やっぱそう!? 脳みそがね~、弛緩するんですよー。
吉川 一緒です。時間がゆっくりになりません? 凄く眠たくなるし。
永野 休演日に1日帰ったりすると「……こんなに疲れたのか!?」とツッコミを入れたくなるくらい。秋晴れの空と風が気持ち良くて、自然を思いっきり体感出来て、僕の活力源は奈良です!
吉川 私も奈良大好き。飛鳥とかめちゃくちゃ良いですよ。
—— じゃあ、吉川さんも「奈良」にします?
吉川 ええと……。私の活力源は、西村(直子)さんがやっている「西村ブックセンター」で初めて本を作らせてもらって。
永野 筆ペンでねぇ。
吉川 今まで自分の考えていることを文章にしたことが一度もなかったんですが、今回それをやってみて、お客さんに買ってもらえると凄く感動的なんです。
—— 筆ペンを使われるのは、以前書道をやられていたとか?
吉川 パソコンを使わずにページをどうデザインしよう? と考えた時、筆ペンが一番埋まると思ったんです。太くも細くも書けるし、配置しやすい。楽ちん。
永野 そっか。感覚的にレイアウト出来ると。
吉川 だから、今は本作りが楽しいですね~。
【プロフィール】
【活動予定】
◇ヨーロッパ企画カウントダウン2015→2016 in KBSホールカウントダウン2015→2016 in KBSホール
◇ドラマUR『引っ越し先は団地になりまして』
脚本・監督:永野宗典・西垣匡基 脚本:石田剛太 監督:諏訪雅
出演:永野宗典 石田剛太 諏訪雅 酒井善史 西村直子 本多力 中川晴樹 土佐和成/吉川莉早
J:COM(関西エリア)、ベイ・コミュニケーションズ、テレビ岸和田、明石ケーブルテレビにて12/1(火)よりオンエア
☆話題作のレビュー、製作発表、稽古場レポート、インタビューなど
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☆粟根まこと(劇団☆新感線)、松永玲子(ナイロン100℃)ほか。エッセイ・小説などを連載中!